櫻木神社でご祈祷済みパッケージ!「リプトン しあわせ咲くらミルクティー」登場

森永乳業株式会社は世界No.1のティーブランド「リプトン」は、期間限定商品「リプトン しあわせ咲くらミルクティー」を2025年2月11日(火)より沖縄を除く全国で発売します。

本商品のパッケージには、満開の桜とお守りがあしらわれ、裏面には応援メッセージを書き込める桜柄の絵馬がデザインされています。桜は「新たな門出」や「成功」の象徴でもあり、新生活や受験を迎える人々へのエールを込めた設計。今回の「ご祈祷済みパッケージ」という独自のアプローチは、春限定商品の域を超えたブランディング施策です。

ご祈祷済みパッケージが生み出す新たな価値

食品・飲料業界では季節限定フレーバーや特別デザインのパッケージを用いた販売促進は一般的です。しかし「しあわせ咲くらミルクティー」ではさらに「ご祈祷済み」という要素を加えることで、商品に新たな価値を生み出しました。

2024年9月19日(木)にリプトンのマーケティング担当者は櫻木神社を訪れ、商品に合格祈願・心願成就のご祈祷を拝受。また開発担当者も「新生活がしあわせなものになるように」と願いを込め、絵馬を奉納しています。

これにより商品自体が「縁起の良いもの」となり、購入者にとっては単なるミルクティーではなく「願いを込めた一杯」としての意味を持つようになりました。消費者は商品を手に取ることで応援されているような気持ちになったり、自分自身の願いを後押しする存在として活用したりすることができそうです。

このように商品の背景にストーリーを持たせることで限定フレーバー以上の価値を提供でき、消費者の共感を呼ぶポイントとなっています。

ターゲット層に寄り添ったブランディング

本商品の主要ターゲットは受験生や新社会人、春から新生活を迎える人々であることが伺えます。受験生にとって「合格祈願」は精神的な支えになるもの。ご祈祷済みのパッケージであることは験担ぎとしての魅力を持ち、受験シーズンの不安を和らげる役割を果たしそうです。

また、新社会人や転職者にとっては「良いスタートを切りたい」という思いと結びつき、仕事や新生活の成功を願うアイテムとしての価値があるでしょう。

さらに、パッケージ裏面にはメッセージを書き込める桜柄の絵馬がデザインされているのも特徴のひとつ。これにより「自分のため」に購入するだけでなく「応援の気持ちを込めて贈る」こともできるように。

例えば親が受験生の子どもに贈ったり、友人同士でお守り代わりにプレゼントしたりすることができるので、購入の幅が広がることが期待されます。こうしたデザインの工夫は商品の「買いたくなる理由」を生み出し、購買行動につながる要因となりそうです。

ご祈祷済みパッケージが生み出す「特別な一杯」

「リプトン しあわせ咲くらミルクティー」は、ただの春限定のミルクティーではなく、「験担ぎ」「応援」「縁起の良さ」という明確なストーリーを持つ商品。ご祈祷済みという付加価値が加わることで「飲むことで縁起が良くなる」「応援の気持ちを込めて贈ることができる」という新たな購入動機を生み出しています。

昨今多くの消費者が求めているのは「商品」ではなく「体験」や「意味のあるもの」。そのニーズに応えた今回のリプトンの施策は、今後のブランディングにおいても大切なヒントをくれる好例といえるのではないでしょうか。

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