バレンタイン神社で楽しむスイーツとコーヒー。筑後市で甘くて苦い「恋」のイベント開催
筑後地区観光協議会は、2025年2月11日(火・祝)に福岡県筑後市の恋木神社および山梔窩で「スイーツマルシェ&サンシカ・コーヒー・ミーツ」イベントを開催します。本イベントはバレンタインデーと「恋」をテーマに、スイーツとコーヒーを楽しめる企画。
本施策は筑後市の魅力を発信しながら地域住民や観光客の交流を促進し、地域経済の活性化を図れそうな取り組みです。
本施策では恋木神社に市内外から約30のスイーツ店が集まり、バレンタインにふさわしい多彩なスイーツを提供するマルシェが開かれます。山梔窩では7つの珈琲店が集まり、豆の焙煎からドリンク販売までを行い、店ごとのこだわりの味を楽しむことも。
水田地区観光駐車場では、はね丸のふわふわ遊具や筑後市立図書館の移動図書館「としょまーる号」が登場し、子ども連れの家族でも楽しめる企画が用意されています。
恋木神社のブランドを活用したイベント企画
恋木神社は日本で唯一「恋命(こいのみこと)」を祀る神社として知られているところ。全国から恋愛成就を願う参拝者が訪れるこの場所は「バレンタイン神社」とも呼ばれ、恋愛と縁の深いスポットとして認知されています。
この既存のブランド力を活かしバレンタインデーに関連したスイーツやコーヒーのイベントを開催することで、ターゲット層への訴求力を高められそうです。
また、バレンタインの時期に合わせ「恋愛×スイーツ」「恋愛×コーヒー」というテーマを設定することで、恋人同士や友人同士はもちろん、家族連れやスイーツ・コーヒー好きの幅広い層をターゲットにすることができています。
さらに『甘くて苦い「恋」のイベント』というストーリー性を持たせたコンセプトによって、参加者がより感情移入しやすいイベントになっている点も特徴的です。
地域の事業者と連携した相乗効果
イベントには筑後市内外のスイーツ店や珈琲店が参加し、それぞれの特色を活かした商品を提供予定です。地域の店舗が集まることで、来場者は普段訪れる機会のない店の商品を楽しむことができ、出店者にとっては新規顧客の獲得やブランド認知度の向上につながる可能性があるでしょう。さらに、地域経済の活性化も期待されます。
各店舗のSNSを活用した事前告知やイベント限定メニューの開発など、店舗ごとのマーケティング施策と組み合わせることで、より広い層にリーチすることができそう。写真映えするメニューを用意するなどして、来場者が写真を投稿しやすい環境を整えられれば、さらなる集客につながるはずです。
観光振興と地域経済への波及効果
本イベントは、筑後市への観光誘致を目的の一つとしていることが伺えます。恋木神社はすでに観光スポットとしての知名度がある場所。そこにスイーツやコーヒーといった消費行動を伴う要素を加えることで観光客の滞在時間を延ばし、地域全体の経済効果を高められるでしょう。
イベント後に地元の飲食店や観光スポットを訪れる動線を作れば、筑後市内の回遊を促すことも。また宿泊施設と連携し、県外からの来場者向けに宿泊プランを提供すれば、宿泊客の増加も図れそうです。
今後の期待
「スイーツマルシェ&サンシカ・コーヒー・ミーツ」は、恋木神社のブランド力を活かして地域の事業者と連携しながら、SNSや体験型コンテンツを活用することで集客力を高めたマーケティング施策の好例。
筑後市の地域活性化を目的にバレンタインデーのタイミングを活かした本イベントは、地域ブランドの認知度向上だけでなく、来場者にとって特別な思い出を作る場としても期待されます。
バレンタインをテーマにしたこのイベントは、甘くて苦い恋のようにスイーツの甘さとコーヒーの苦さを楽しむ場として、多くの人々を魅了しそうな予感。筑後市の地域振興の施策として、今後どのように発展していくのか楽しみになる施策でした。
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