第一弾は広島電鉄×アパレル!地元企業とのコラボで作る「ジモコレ」プロジェクト始動

広島県観光連盟(HIT)は、広島県内の企業とコラボレーションし、新たな”広島みやげ”を創出するプロジェクト「Hiroshima Jimoto Collection(ジモコレ)」を開始しました。

第一弾として、広島電鉄とのコラボで、同社の車両カラーをモチーフにしたTシャツ、パーカー、靴下を制作。商品はクラウドファンディング応援購⼊サービス「Makuake」にて販売されます。

制作されたTシャツ、パーカーは、広島電鉄が自社発注で導入した車両「350形」の車体カラー・緑色とアイボリーを胸元にあしらった「350 Green」と、北九州市内電車だった「600形」の車体カラー・赤色とアイボリーが鮮やかな「600 Red」の2種類。靴下は、人気の高い「1900形」の車体カラーを取り入れたデザインとなっており、広島県民には馴染み深い色合いがアパレルとして生まれ変わっています。

あえて車両のカラーのみをモチーフとすることで、普段使いもしやすいデザインに仕上がっています。商品だけでなく、車両内で撮影された着用写真や、車体や軌道などが登場する特設サイトもデザイン性が高く、いわゆる地元みやげとは一線を画す取り組みになっています。

プロジェクトでは、トートバッグやサーモボトル、つり革をデザインしたイヤリングなどが販売予定で、今後の魅力的な商品展開も楽しみです。

さらに、希望者には購入特典として、過去実際に広島電鉄の車両で使用されていた、つり革やスイッチといった部品がプレゼントされるということで、鉄道ファンからからも人気を呼びそうな施策となっています。

広島電鉄は、路線延長や輸送人員、車両数が日本最大と、まさに地域を象徴するコンテンツ。他の町で走っていた車両など、様々な車両が走行していることも特徴で、その魅力をアパレルのデザインに落とし込んだ「ジモコレ」の取り組みにより、地域の活性化に繋がる”広島みやげ”が誕生しています。

自治体と地元企業のコラボにより、自治体のもつ販路や経済力、地元企業がもつ独自のノウハウや市民に親しまれてきた象徴的なデザインといった両者の良さを掛け合わせることができ、思わず手に取りたくなるお土産の開発に繋がっています。今後、地元企業とのどんなコラボレーションが生まれるのか楽しみな事例です。

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