2025.01.17

ノーシンピュア、女子高校生の7割が抱える「生理と受験」の悩みに焦点を当てた動画を公開

株式会社アラクスが展開する生理痛薬ブランド「ノーシンピュア」は、2025年1月10日(金)に新たなWEB動画を公開しました。この動画は受験期に生理がもたらす課題に焦点を当てたもので、これまであまり語られることのなかった「受験と生理」の関係に真正面から向き合う内容に。

大学入学共通テストが行われる1月18日と19日に向けて公開されたこの動画は、商品プロモーションの域を超え、社会課題への意識を喚起するための施策となっています。

社会的課題を背景にした動画制作

本施策の動画では、シンガーソングライターの“とた”さんが書き下ろした楽曲「曇りの月」を起用し、生理と受験に向き合う女子高校生の日常をリアルに描写。主演の小宮山莉渚さんが演じる受験生の姿は多くの視聴者にとって共感を呼ぶ内容となっており、受験期の緊張感や生理がもたらす困難を丁寧に表現しています。

この動画制作にあたって、株式会社アラクスは2024年11月に全国2万人を対象とした「受験と生理」に関する調査を実施。結果、女子高校生の約7割が生理と受験について悩みを抱えている一方で、世間の6割以上の人々が「受験期における生理の影響」を意識したことがないという実態が明らかになりました。

このデータは女子高校生の抱える課題の深刻さと、それに対する社会的認識の不足を浮き彫りにしています。

また、調査では具体的な困難も明らかに。生理痛による集中力の低下や経血漏れへの不安、長時間座っていることによる身体的負担、さらには生理に関する相談のしづらさなど、多くの女子高校生がこれらの課題に直面しています。

このような背景の中、ノーシンピュアは受験生の悩みに寄り添う姿勢を強調し、社会的な理解を深めるためのメッセージを発信しました。

共感を生むストーリーテリングと情報提供

「受験と生理」というセンシティブなテーマを扱う今回の動画では、視聴者の共感を呼ぶストーリーテリングが重要な役割を果たしています。動画は「受験生の日常」を描いた【Ver.A】と、「その日常の中にある生理との向き合い」を描いた【Ver.B】の2本構成で、多面的に受験生の現実を表現。

“とた”さんの楽曲「曇りの月」は、主人公たちの心情を的確に表現し、視聴者の感情に深く訴えかけるものとなっています。

さらに、この動画と連動して開設された情報サイト「ピュアメモ」も、見逃せない取り組みのひとつ。「ピュアメモ」では、受験期における生理の課題に対処するための具体的な情報やアドバイスが提供されています。受験生やその保護者にとって、実用的かつ信頼できる情報源としての役割を果たしており、受験期の不安を軽減する助けとなりそうです。