名駅ナナちゃんはストレートネック？名古屋駅周辺をジャックしたEVEのコラボ広告

エスエス製薬の解熱鎮痛薬「EVE（イブ）」が、名古屋駅のシンボル・ナナちゃん人形とコラボレーション施策を実施します。51年間も同じ姿勢で立ち続けているというナナちゃんの肩こりは、目に涙を浮かべるほどの痛みがある深刻な状態だといいます。

「EVE」の広告は1月8日（水）から14日（火）にナナちゃんストリート（名古屋駅）をジャック。同時に名古屋駅在来線改札内ホーム階段･エスカレーター壁面（1月8日（水）～12日（日））、名古屋地下鉄東山線1編成（1月8日（水）～15日（水））でもナナちゃん広告を展開します。

ナナちゃんのつらい肩こり痛を癒そうというこのキャンペーン。エスエス製薬が全国で行った調査では、愛知県の30代が肩こりを感じると答えた人が全国1位を示しており、ナナちゃんだけでなく、愛知県民を癒そうという狙いがあるそうです。

理学療法士・医学博士の吉田一也さんによると、ナナちゃんの頭部が少し前に傾いた姿勢は、デスクワークやスマホ操作時の現代人と似て、首と肩の後面、背中が緊張しやすい状態だと指摘。この姿勢を、51年間もキープしているナナちゃんは、肩こり痛でかなりつらい状態と‟診断”しています。

名古屋駅周辺をジャックする施策とあわせて、Xで「#ナナちゃん泣いちゃった」キャンペーンが行われます。公式アカウントをフォロー、51年間立ちっぱなしのナナちゃんの身に何があったのか……「ナナちゃんが泣いてる理由」を選んでポストすることで参加可能です。

同社の調査によると、姿勢と肩こり痛が関連していることが示唆される結果も出ているそうです。「奇跡の9連休」だといわれた2024年～2025年のお正月休暇を経て、デスクワークを再開した途端に肩や腰の痛みを感じている人は地域を問わず少なくないかもしれません。そんな人びとに向けて、目に涙を浮かべる前にまずは痛みをやわらげ、ナナちゃんを反面教師として良い姿勢を心がけようと訴えかけるユニークな施策です。

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