環境対策バッチリのハンバーガー?スウェーデンの長尺ドキュメンタリーCM

スウェーデンのファストフードチェーン・Max Burgersは、1968年生まれという老舗ながらも11年連続で“スウェーデンで最も環境にやさしい企業”として選ばれてもいる珍しいブランド。おいしいハンバーガーを提供するだけでなく、食肉問題をはじめとしたさまざまな環境問題をハンバーガーという意外なフックを起点に解決しようと試みているのです。そんなMax Burgersならではのメッセージが印象的な長尺ドキュメンタリー動画が公開されました。

動画で紹介されるのはSimonという名前のスウェーデンの青年。彼が2週間もの間Max Burgersだけを食べ続けると何が起こるのかを検証することが目的でした。一般的に、食肉は生産に係る各工程において多量の二酸化炭素を発するため、カーボンフットプリントの数値が高い食品であると言われています。

そんな中、Max Burgersが契約する農場では各工程でさまざまな無駄を省くことで二酸化炭素の量を大幅に削減することに成功しているとのこと。スウェーデンではカーボンフットプリントの数値の高さと食品のおいしさが比例するとされる中で、あえて真っ向からそれを否定しようと試みた施策だったのです。

最終的にSimonが2週間の実験を終え、何が変わったか聞かれると「特に何も変わらなかった……環境問題に対する意識が高くなったくらいかも」と笑いながら答えます。環境に配慮した食品はおいしくないわけでもなく、むしろおいしく食べることができるというメッセージを力強く打ち出しました。

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