“悪運”はいつだってそこにいる!あるある演出が秀逸な啓蒙動画
公営競技や宝くじ、スポーツ振興くじ以外の賭博が法律で禁止されている日本と違い、北米ではさまざまな民間企業がスポーツ賭博のサービスを提供しています。自分1人で、あるいは友人間でカジュアルに楽しめるサービスだからこそ節度を守った掛け金を設定することが大切です。特に年末年始、さまざまなスポーツが盛り上がりを見せるシーズンにおいて各種サービスのユーザーたちが無理な賭けをしないよう呼びかけたCMが公開されました。
動画を公開したのはトロントでギャンブルの危険性を啓蒙するNPO・Responsible Gambling Council。2本の動画はいずれも“Random is Always in Play(悪運はいつだってそこにいる)”というタイトルで、悪運を全身緑色のタイツに身を包んだ男性として擬人化した存在が、完璧な試合運びのように見えるシーンを台無しにしてしまう様子が描かれています。どれだけ緻密な計算に基づいて優れたプランを立てたとしても、思いがけない悪運が原因で賭けに負けてしまうかもしれない……その可能性を常に意識して掛け金を設定してほしいというメッセージが込められています。
「さすがにこれはありえないでしょう」と思えるようなことも、すべてが上手くいっている試合であればあるほど発生するかもしれない……。そんなスポーツの恐ろしさをユーモアたっぷりに表現することで賭博を楽しむ人々の意識を変えようと試みた事例でした。
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