子どものストレスも把握する時代。学力テストに合わせて実施されたチリの啓蒙施策

南米・チリで毎年行われる全国統一学力テストのPAESは、多くの子どもの将来を切り拓くための重要な存在である一方、一定の子どもにとってはメンタル面に不調をきたすきっかけにもなってしまっています。1度のテストで自分の運命が良くも悪くも決まってしまうかもしれないプレッシャーから、うつ病をはじめとしたさまざまな不調を訴える子も年々増えているデータがあります。この状況を変えるべく、チリで子ども向けのメンタルヘルスサービスを提供するMindyは“もう1つのPAES”というタイトルでとある施策を公開しました。

それは、ネット環境さえあれば誰でも受けられる子ども向けストレスチェッカーを公開するというもの。内容自体はシンプルですが、意外と“子ども専用”のものはこれまでなかったかもしれません。自身が抱えているストレス度合いをしっかりと理解することで必要以上に自分を追い込まないようにしてほしい……そんな願いが伺えます。

告知動画では実際にMindyが公開した“もう1つのPAES”を受けた子どもたちのインタビューの様子が紹介されています。大人には大人の、子どもには子どものストレスがあるという事実としっかり向き合い、誰もが健康で前向きな人生を送れるような社会にしたいという思いが込められたソーシャルグッドな事例でした。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る