モスキッチンがライブ会場に!スタッフ出演の音楽コンテンツkitchen live始動
株式会社モスフードサービスは自社の社内音楽レーベル「MOS RECORDS」の新たな挑戦として、2024年12月18日(水)に音楽コンテンツ「kitchen live」を公開しました。
本プロジェクトは全国のモスバーガー店舗で働くスタッフ(社員・キャスト)がアーティストとして活躍し、本社のテストキッチンをライブ会場に見立てた音楽パフォーマンスを披露するという画期的な取り組みです。
音楽を通じた「人」を中心としたブランディング
「kitchen live」は、MOS RECORDSが手掛けるオリジナル音楽コンテンツであり、普段はキッチンに立つスタッフがアーティストとしてスポットライトを浴びるプロジェクトです。
テストキッチンという店舗の日常と密接に関わる空間を舞台にすることで、モスバーガーらしい親しみやすさと温かみを表現。同時に、音楽パフォーマンスという非日常的な要素が、従業員の新たな一面を引き出しています。
本取り組みの最大の特徴は「人」に焦点を当てていること。スタッフの個性や才能がブランド価値の一部として発信されることで、顧客に「モスバーガーの人々が生き生きとしている」という印象を与えています。単なる製品やサービスの提供にとどまらず、「人を大切にする企業」としてのイメージが顧客に伝わりそうです。
従業員の才能がブランドを強化する「MOS RECORDS」
「MOS RECORDS」はモスバーガーの従業員を対象に、次世代のアーティストやクリエイターを発掘・応援・共創するためのプロジェクトとして設立されました。
この取り組みは、企業としての社会的責任や従業員満足度の向上と密接に関連しているもの。「従業員一人ひとりの可能性を広げたい」という思いが、ブランド価値をさらに高める原動力となっていることが伺えます。
今回の「kitchen live」ではデビューアーティストLuiをはじめ、クラシック音楽を新しい形で表現するPurple Flamingo、ファンクミュージックに情熱を注ぐ山内諒太など、多彩なアーティストが出演。それぞれのバックグラウンドと個性を生かしたパフォーマンスは、顧客だけでなく社内外の多くの人々に感動を与えるでしょう。
「kitchen live」が示す未来のブランド戦略
「kitchen live」は企業が持つ既存のリソースを最大限に活用した新しいブランディングの形。従業員がアーティストとして輝く場を提供することで、仕事への誇りとやりがいが生まれ、それが顧客にも伝わる相乗効果を生み出しています。
このような取り組みは採用活動においても大きな差別化要因となるはず。モスバーガーはただの「飲食店」ではなく、本施策によって個人の才能や夢を応援する企業であるというメッセージを発信できています。これによりプラスのイメージを創出し、優秀な人材の確保につながるだけでなく人材の定着率向上の可能性も高められそうです。
音楽を通じた新しい顧客接点の創出
「kitchen live」の動画は、モスバーガー公式YouTubeチャンネルや店舗内のサイネージで公開されます。オンラインとオフラインの両面で顧客との接点を増やすことで、従来のファン層だけでなく新たな顧客層へのリーチも実現しました。さらにブランドの親しみやすさを維持しながら、その認知度や影響力をさらに広げることにつながっています。
特に店舗サイネージでの放映は、来店した顧客にスタッフの意外な一面を見せるきっかけとなり、ブランドへの関心が高まりそうです。本施策は多くの顧客にとって、新鮮で印象的な体験として記憶に刻まれるのではないでしょうか。
【音楽×ブランド】新たな価値創造
「kitchen live」は、モスバーガーがブランド価値を高めるために取り組む革新的なプロジェクト。音楽という表現を通じて、従業員と顧客、そして社会とのつながりを強化しています。この挑戦は飲食業界におけるブランディングの新しい形として、多くの企業にとって参考になりそうです。
今後も「kitchen live」が継続的に進化し、さらに多くの人々を魅了し続けることが予想されます。従業員の多様な才能とブランドの融合が生み出す価値がモスバーガーの未来を輝かせると同時に、業界全体の可能性を切り拓くことでしょう。
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