謎のコラボ時計を発売！Liquid Deathの常識破りの施策

PR EDGEでも何度も紹介しているLiquid Deathは、奇抜な表現を多用した意外性抜群のキャンペーンで知られるアメリカの缶入り飲料水ブランド。テレビCMからデジタルキャンペーンにいたるまで、ほぼすべての広告コミュニケーションがとにかく異色であるため日本でもご存じの方は多いのではないでしょうか。そんなLiquid Deathがまたもや意外な企業とのコラボを発表しました。今回は広告内でのコラボに留まることなく、なんと商品まで発売したのです。

意外なコラボ先とは、カジュアルな腕時計ブランドとして知られるNixon。おもにストリートカルチャーに明るい若年層から根強い支持を得ており、日本でも2023年まで販売されていました。そんなNixonとのコラボで生まれた腕時計に付けられた名前は“Death Clock IV”。とにかく愚直に両ブランドらしさが詰め込まれた商品に仕上がっており、CMでは「今すぐ買わないと仲間外れにされちゃうぞ」というナレーションをはじめ、Liquid Deathならではの世界観が表現されています。

経緯は不明、文脈もなし、シナジーも特にないこのコラボですが、本来かなりの距離がある企業同士のコラボだからこそLiquid Deathの顧客層がいかにロイヤリティの高い人たちであるかが伺えます。ブランドに根強いファンをつけるためのヒントが隠されている事例と言えるのかもしれません。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/