“どうせ捕まらない”はもう古い!地方でも使える英・UberのCM

日本ではフードデリバリーサービスのパイオニアとして知られているUberですが、欧米圏ではデリバリーサービス以上にライドシェア大手として絶大な認知を獲得しています。アプリの使い勝手も良く、ドライバーの質も高いUberですが、そのサービスの特性上避けては通れない弱点があります。

それは、地方に行けば行くほどUberに登録しているドライバーの総数が少なくなってしまうということ。長年シェア拡大の足枷となっていたこの現象がついに解決に向けて動き出したことを伝えるために同社が公開したのは、これまでユーザーがUberに対して抱いていたイメージをそのまま言語化したCMでした。

CMの舞台となるのはイギリス北部の田舎町。夜遊び中の3人組が舗装されていない道を歩く中、真ん中の女性の「どうせ捕まらないのに、なんでこの人たちはUberを呼ぼうだなんて言い出したのだろう」という心の声が漏れてきます。どうせドライバーなんていないから歩いて目的地に向かおうとする3人ですが、あまりの道路状況の悪さと突然の大雨により、ついに諦めてUberを呼ぶことを決意します。

ラストカットでは「Uberドライバーはほんの数分先にいるかもしれません」という直接的なメッセージが表示され、いかに利便性が向上したのかを感覚的に理解させるとともに同社のサービスエリアの拡大を印象的に打ち出しました。

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