現役社員が熱演。カヤック、PGF生命のブランドムービーで介護の重要性を伝える
株式会社カヤックは、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(以下「PGF生命」)の家族の未来を見据えた介護の備えがテーマのブランドムービー『Time Letter』を企画・制作を担当しました。
本作は2024年11月23日(土)の「いい(11)ファ(2)ミ(3)リーの日」に先立ち、2024年11月20日(水)からYouTubeで公開されています。
物語が伝える介護と家族の未来
『Time Letter』は、PGF生命の介護保険に加入した母と父が、将来の介護に対する希望や娘への思いを「手紙」として残すところから始まります。母は書くことが苦手で億劫になりながらも、娘が生まれてからを振り返り、娘の将来への想いを綴りました。
――数年後、結婚式を迎えた娘に、母の「未来への手紙」を読み上げる父……。母は認知症を発症して、娘のことが分からなくなっていました。それでも、母の「未来への手紙」があったことで、娘は母の当時の想いに触れられます。
思わず涙した娘を心配して「お嬢さん、」と声をかけてくれたのは優しい母。そして「その愛は一歩先をいく。」という印象的なナレーションで物語は幕を閉じます。
本作はPGF生命の介護保険加入時に添えるレターキットや、面白法人カヤックの企画担当者が親戚の結婚式で実際に経験した認知症の母と娘のエピソードをもとに企画・制作されました。
将来誰にでも起こりうる認知症の家族との生活をリアルに、かつ温かく描いている本作は、視聴者に将来の介護の備えについて考えるきっかけを与えてくれそうです。
実在の社員が投じるリアルな現場の声
『Time Letter』には、PGF生命に勤務する中尾健太郎氏が本人役で出演。物語には、中尾氏がこれまで多くのお客様と向き合う中で得たリアルな声や経験が、セリフに反映させられました。
彼の実際の体験が本作に投じられたことで、視聴者に説得力のあるメッセージを届けるだけでなく、企業としてのPGF生命の姿勢を分かりやすく伝えられています。
介護保険への新しい視点
現在、日本では民間介護保険の加入率が約9.5%と、生命保険の加入率(約8割)に比べて極めて低い水準にあります。その背景には、介護が自分の身に降りかかる未来を想像しづらいことや、公的介護保険が整備されていることへの安心感があるとのこと。
しかし公的介護保険制度は“金銭の支給”ではなく“サービスが支給”が基本であり、支給限度額を超える場合には自己負担が必要です。また、認知症による資産凍結や介護離職など、家族に大きな負担がかかるといったケースも少なくありません。
こうした中、PGF生命は「自分自身だけでなく、大切な家族の未来にも備える保険」という視点を提示。『Time Letter』は介護保険が経済的な保障だけでなく、家族の絆を深める手段としても機能することを示しています。
感動を通じて広がる企業の理念
『Time Letter』の制作を通じて面白法人カヤックは、PGF生命の理念である「未来をともす愛をささえる」といったタグラインを具体化しました。感動的なストーリーによって、介護保険の重要性を視聴者に訴えかけると同時に、保険が家族に寄り添う存在であることを描いています。
このようなブランディング施策は企業のイメージを向上させるだけでなく、感情に訴えかけ視聴者に自身の状況を改めて見つめ直す機会を提供し、その先の未来を想像してもらうことで、実際の行動を促す効果も期待できるでしょう。
今後の展望
『Time Letter』は、感動的な物語を通じて介護の備えが持つ本質的な意味を問いかける作品。面白法人カヤックの社員が実体験を基に手がけたリアルなエピソードと、PGF生命社員のリアルな現場の声と心を込めた熱演が、物語にさらなる説得力と深みを加えています。
本プロジェクトは単なるブランディング動画の枠を超え、社会全体に向けた深いメッセージを発信する施策であり、介護や家族の未来にまつわる課題に光を当て、多くの人々の心に響く一作となる予感。今後、広範な影響を与えることが期待される本施策に注目が集まります。
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