文化庁が104すべての日本遺産の物語を辿るショートムービーを発信「まいにち日本遺産」
文化庁では、2015年度より、地域のさまざまな歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定。そのストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形のさまざまな文化財群を総合的に活用する取り組みを支援しています。
そして今回、全国に104ある日本遺産それぞれの“物語(ストーリー)”を国内外に訴求するため、動画の制作・発信などのさまざまな取り組みを実施することとなりました。日本遺産の広報についての取り組みである、「クロスメディアを活用した日本遺産の魅力発信事業」の一環として行われるものです。
また、今回の事業の実施に際して、株式会社QuizKnockで代表を務める伊沢拓司さんをメインビジュアルに起用。伊沢さん自身のSNSで日本遺産に関する特別動画を投稿してもらうほか、「まいにち日本遺産」のスタートに先駆け、北海道から九州まで全国8エリアの主要駅で10月21日(月)より順次展開する交通広告にも出演しています。
「まいにち日本遺産」では、すべての日本遺産を網羅した104本の動画を制作。文化庁公式SNS(Instagram、X、YouTube)にて、約60秒の縦型ショート動画を1日1本ずつ、2024年10月25日(金)より毎日投稿していきます。
スマートフォンで気軽に視聴でき、若い世代をはじめ幅広い世代に親しみのある縦型ショート動画を毎日発信していくことで、日本遺産の物語の視聴を“習慣“にしてもらい、また、短いストーリーの中から、日本遺産に行くとどんな体験ができるのかを“追体験”し、それぞれの“発見”を楽しんでもらうことを目的としています。
さらに、伊沢拓司さんをはじめとする著名人・インフルエンサーとコラボレーション。動画投稿を行っていくほか、国外向けのプロモーション動画も制作し、国内外に向けて日本遺産の魅力を訴求していくとしています。
交通広告は、北海道から九州まで全国8エリアの主要駅で10月21日(月)より順次展開。株式会社QuizKnock代表の伊沢拓司さんをメインビジュアルに起用した広告で「まいにち日本遺産104」のメッセージを発信しています。
そして、10月26日(土)と27日(日)には、全国各地の日本遺産が一堂に集まる「日本遺産フェスティバルin極上の会津」が東北では初めて、会津地域で開催されました。
日本遺産の魅力を国内外に発信していくために文化庁が取り組む施策のメインが縦型ショートムービー。若年層も含めて、より幅広い認知拡大を図るために、動画施策は効果的でうまく活用していくことが必須な時代となっていることを感じさせてくれます。
さらに、交通広告やイベントなども組み合わせ、よりいっそうさまざまな方向へ訴求してこうとする意欲的な取り組みがありました。
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