大量レシートでギネス達成!経費精算に使われる”紙資源”に着目したPR施策とは
世界有数の出張・経費精算クラウドSAP Concurを提供する株式会社コンカーは、バックオフィス部門向けイベント「SAP Concur Fusion Exchange 2024」にて、レシートを使って作る「最も長いレシートの列(Longest line of receipts)」のギネス世界記録™に挑戦し、達成しました。
大量のレシートを繋げ、一枚の長い列を作っていくこの挑戦。3,381枚ものレシートを使用して作られた列は、4本の巨大な木のオブジェを形成するほどの長さになりました。
この挑戦は、従来の経費精算において、「レシートに無駄な紙資源が使われている」ことを可視化する目的で企画されました。日本のオフィスワーカーが1年間に経費精算するレシートは、合わせて約28億枚。レシートに使われる感熱紙という特別な紙はリサイクルに不向きであり、ほとんどが燃えるゴミとして処理されるため、処分の際に大量のCO2が発生すると言われています。
さらに、28億枚のレシートの製造過程でもCO2が発生し、その量は2,130トン。このCO2を吸収するためには、東京ドーム17個分もの杉林が必要とされるそう。インパクト抜群のビジュアルからは、経費精算や支払い業務でいかに大量の紙が使われているかが象徴的に伝わります。
これまで、経費精算クラウドは「業務の効率化」で注目されてきたサービスでしたが、今回は「環境」という新たな視点でメリットを訴求し、認知を広げています。同社は2018年から「紙々の森プロジェクト」と題して、サービスによって削減された領収書・請求書枚数に応じた本数の苗木を植樹する活動も行っています。今回の挑戦とあわせて、経費精算クラウドのリーディングカンパニーとして、「効率化」だけでなく「環境」という観点でも、社会貢献を目指す姿勢を示すことができています。
なかなかイメージしづらい不要レシートによる環境問題を、オブジェという形で可視化することで、自分ごと化させることに成功したこの施策。取り組みを「ギネス世界記録™に挑戦」という設計にすることで、話題性アップに繋がるよう工夫されています。SDGs文脈でのサービスメリットの訴求により、新たなユーザー層への認知・利用意向の拡大が期待される施策です。
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