トリックorトックリ!? 今代司酒造「ハロウィン限定 純米酒 あの世司」が生まれたワケ

新潟県の今代司酒造株式会社は、「ハロウィン限定 純米酒 あの世司」を2024年9月20日(金)より期間・数量限定で販売しています。

「あの世司」誕生の背景には、ちょっとしたエピソードが。じつは、かねてより、「今代司(いまよつかさ)」という銘柄名をもじって冗談半分に「あの世司(あのよつかさ)」と呼ばれることがあったといいます。

そんな呼ばれ方に「ひどいよな~」と思いながらも、いっそのこと逆手に取ってそういう名前のお酒をつくろうと、ハロウィン限定酒「あの世司」を発売したのが2017年。以降、「トリックorトックリ!?(トックリくれないといたずらしちゃうぞ)」の合言葉で毎年楽しんでもらえるようになったといいます。

また、2022年からは、今代司酒造の井桁ロゴを用いてハロウィンを連想させるコウモリに見立て、大人のハロウィンパーティにもぴったりのシックなデザインに。今代司の秋の風物詩として、今ではすっかり定着しています。

冗談半分で名付けたお酒ですが、中身は料理に合わせやすい正真正銘の純米酒として、秋を楽しむお酒となりました。 春先にしぼられ荒々しかった純米酒が、ひと夏の間じっくりと熟成され飲み頃になっています。穏やかな香りとまるくなった旨み、すっきりとした後味で、とれたてキノコの網焼きや脂の乗った秋刀魚、芋煮など、秋の味覚によく合うのが特徴です。

思わぬ評判を、逆手に取って誕生したハロウィン時期限定発売となる「今代司」の「あの世司」。継続により定着する商品となり、井桁ロゴを用いてハロウィンを連想させるコウモリに見立て、大人のハロウィンパーティにもぴったりのシックなデザインに進化を遂げました。

逆境にも負けず、ちょっとした逆転のアイデアでブランディング構築と販促に繋げることができた施策の好例といえそうです。

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