新聞紙面生かした原寸で大胆なデザイン、広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」
株式会社シンク・ネイチャーが監修し、沖縄セルラー電話株式会社を広告主として、沖縄県紙「琉球新報」及び「沖縄タイムス」に掲載した、生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」。
2024年9月5日(木)時点で、「日本新聞協会広告主部門 新聞広告賞」「第77回 広告電通賞 2部門」「鈴木三郎助全広連地域広告大賞 プリント部門賞」「第42回沖縄広告協会「広告賞」総合グランプリ、新聞シリーズ 部門 金賞」の計6つの賞を受賞しました。
生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」とは、沖縄セルラー電話株式会社が、シンク・ネイチャーと2023年6月に締結した携協定に基づき、自然資本の豊かさを次世代に受け継いでいくための教育普及事業の推進を図ることを目的に掲載したもの。シンク・ネイチャーは、メッセージと生物のビジュアルの監修をし、株式会社電通沖縄、株式会社電通、株式会社プラグとともに広告を作成しました。
また、広告には、沖縄の生物多様性が実際に可視化できるアプリケーションとして、「DugongsAI(ジュゴンズアイ)」のQRコードを掲載。
ジュゴンズアイとは、シンク・ネイチャーの生物多様性データと可視化技術を駆使して開発したスマホアプリです。沖縄の自然の豊かを未来に受け継いでいくアクションを起こすためには、多くの人たちが生物多様性の価値を理解する必要があるとの考えのもと手がけられました。
スマホアプリ上で、生物種毎の生物の豊かさが地図上で可視化されているほか、その地点にいる生物の種類と生物の写真が図鑑のように表示されます。また、見つけた生物の記録をすることができます。
沖縄の生き物の豊かさを象徴するジュゴンの名前を借りて、ジュゴンズアイと命名された同アプリ。アイには、AI(人工知能)、EYE(眼差し)、愛(Love)をかけています。シンク・ネイチャーは、生物多様性ビッグデータと人工知能を基にしたジュゴンズアイを通して、沖縄の豊かな自然を認識してもらい、生物多様性市場の創出へ向かうことを期待しているといいます。
さまざまな企業と、九州・沖縄におけるネイチャーポジティブの推進に向けた連携協定を締結しているシンク・ネイチャー。各種賞を獲得した、生物多様性新聞2紙マルチ広告「わたしたちが、絶滅危惧種 になるまえに。」は、「海」をテーマに原寸大で描かれたザトウクジラの目や「陸」をテーマに原寸大で描かれたヤンバルクイナなどが登場しています。
大きな紙面を大胆に使ったデザインはそれだけでも目を引きますが、ジュゴンアイというアプリのQRコードを掲載することで、これまでの取り組みをより身近に感じてもらえる動線にもなっています。また、掲載された新聞の購読層だけでなく、SNSやメディアでも話題となり、普段はなかなか届けにくい若年層も含めた幅広い層にメッセージを届ける広告となりました。
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