発売以来初、ピンクのパッケージになったフィーノが訴える「ピンクの理由」とは
株式会社ファイントゥデイが展開するヘアケアブランド「フィーノ」は、「ピンクの理由 ‐髪からできる応援」と題して、乳がんの早期発見の大切さを伝える「ピンクリボン活動」に協賛します。活動のひとつとして、通常は赤がメインカラーの商品パッケージを、2024年9月4日(水)から数量限定でピンク色に変更。
売上の一部が、NPO法人・全国福祉理美容師養成協会(ふくりび)に寄付され、医療用ウィッグの制作・寄贈に役立てられます。フィーノがパッケージカラーを変更するのは、2004年の発売開始以来初めてのことです。
取り組みは、フィーノが2022年から実施している、医療用ウィッグを通した社会貢献プログラム【HAIR TOUCH YOU のばせば届く。】で集まった消費者の声から生まれました。このプログラムでは、抗がん剤治療の副作用による脱毛症や無毛症のケアとして重要な役割を持つ医療用ウィッグの普及を、関係者のインタビューやヘアドネーションキットの配布などで支援しています。
この活動の中で寄せられた、「誰かのためにできることをしたいという想いがあるが、行動に移すのが難しい」「何ができるか分からない」という声が、今回の「意識せず、日常の中でできること」というコンセプトに繋がりました。
髪の長さが31cm以上必要で、対応できる美容院が限られているヘアドネーションに対して、普段のヘアケアを通して応援ができるという今回の施策は、消費者も取り組みやすく、支援の裾野を広げることが期待されます。また、極端なダメージヘアもヘアドネーションに向かないため、フィーノを使ったヘアケアが、将来的なヘアドネーションの増加にも繋がりそうです。
ピンクリボン活動の象徴でもある、クロスしたリボンをモチーフにしたグラフィックにも注目です。フィーノらしく、ピンク色のロングヘアでリボンを表現しており、「髪からできる応援」のコンセプトがひと目で伝わる、印象的なビジュアルになっています。
2024年9月4日(水)〜2024年9月19日(木)には、公式Xアカウントにおいて、1リポスト10円がピンクリボン活動に寄付されるリポストキャンペーンを同時開催。また、10月4日(金)・5日(土)には、ピンクリボン月間にあわせて、ヘアドネーション用のキットと商品サンプルが配布される街頭イベントも行われ、ヘアケアを通した支援にさまざまな方法で取り組んでいます。
寄付を目的として商品自体のパッケージを変えてしまうという手法は新しく、話題性の高い施策になるのではないでしょうか。女性向け美容商品・ヘアケアといったキーワードで、商材との親和性の高いCSR活動に徹底して取り組むことで、ブランドのイメージアップも期待できる好事例です。
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