サービス特長と引き換えにアイデンティティを失ってしまった”あの有名女優”
本格的なレストラン食品のデリバリーにからはじまり、日用品から小型家電や化粧用品まで、さまざまな生活必需品を揃えることができるデリバリー大手のUber Eatsは、今となってはインフラに近いくらいの存在感を放つようになりました。そんなUber Eatsは取り扱い商品の幅を日々増やし続けており、ついにハリウッドセレブがプロデュースしているプレミアムシャンプーブランドといった“知る人ぞ知る”商品も購入できるようになっています。そんなUber Eatsの成長を最大限魅力的に描くために同社は、フレンズへの出演で一躍スターダムへとのし上がった大女優Jennifer Anistonを起用したCMを公開しています。
CMではJenniferが楽屋でスタッフに「Uber Eatsってシャンプーも届けてくれるの?」と聞かれた際に「そうなの、便利だから覚えておきなね。何か1つ覚えると何か1つ忘れてしまうって言われてるけどさ」と返す様子が紹介されています。会話が終わるかと思いきやヘアメイク中の女優に「その髪型素敵だね、はじめて見た」と言うJenniferですが、実はその女優がしていた髪型はフレンズに出演していた際にJenniferがずっとセットしていた、通称Rachel Hairという名前の髪型だったのです。
どうにもこうにも会話が噛み合わない中で最終的にはうんざりして場を去ってしまうJennifer。どうやらUber Eatsでシャンプーが買えることを知ってしまったのと引き換えに、自分の代名詞とも言える髪型の存在を忘れてしまったようです。往年の大女優の軽快なやりとりを通じてピンポイントでどんな商品が注文可能なのかを訴求したシンプルながらも印象深いCMでした。
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