ナイフとフォークはいらない!素手で食べたくなるKFCの魅力を表現した新CM
ケンタッキー・フライドチキン(以下KFC)がグローバルで使用しているキャッチコピー“It’s Finger Lickin’ Good(指を舐めたくなるほどおいしい)”は、素手で食べるフライドチキンの特長と、KFCがこだわり抜いたレシピがいかにおいしいのかを全面的に打ち出しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行直後には感染予防の観点から一時的に「指は舐めちゃダメ」に切り替えたことで大きな話題を生むなど、世界中で親しまれているキャッチコピーとして知られています。そんなキャッチコピーが体現しているKFCの味わいそのものを視覚的に表現したCMが公開されました。
“Our sincerest apologies to utensils everywhere(カトラリーの皆さま、大変申し訳ございません)”というタイトルが付けられたCMは、台所の引き出しや食卓の上に並ぶフォークの目線で撮影されており、手を伸ばしかけた人々が「やっぱりいらない」という表情とともに立ち去ってしまう様子を映しています。
フライドチキンはカトラリー(※ナイフ、フォーク、スプーンなどの総称)を上手に使いお上品に食べるものではなく、素手で持ち本能的に食べるものであるというKFCならではのメッセージを、取り残されてしまったカトラリーの目線で描くことで“It’s Finger Lickin’ Good”が意味する独自性を力強くアピールした事例でした。
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