極狭キッチンでもつくれる!JA全農が自炊レシピ集「夏の!東京1Kごはん」を公開
JA全農は、今年の4月に公開した「東京1Kごはん」の第2弾となる「夏の!東京1Kごはん」の特設WEBサイトを追加公開しました。「東京1Kごはん」は、春から一人暮らしのために上京してきた若者に向けた自炊レシピ集です。一人暮らしの部屋につきものの、狭すぎるキッチン問題に着目し、ひとくちコンロでも作れる、調理器具も洗い物も最低限にする、おいしさも栄養もあきらめない、をテーマにしたレシピとなっています。
また、JA全農が実施した「夏の自炊事情に関する意識調査」によると、電気代高騰に若者の7割が負担を感じていて、節約のためにエアコンをつけない、自炊を心がける学生が多いことがわかりました。その結果を受け、今回の追加公開では、一人暮らしの若者が節約しながら夏の暑さを乗り切ることができるよう厳選した”ひんやり料理”のレシピ集となっています。
「夏の自炊事情に対する意識調査」実施時期:2023年7月/対象者:都内で一人暮らしをしている学生 271名/実施手法:WEBアンケート今回は、全農の管理栄養士と料理家・松岡ゆり子さんが考案した、「身体をいたわって、必ず1つは野菜が摂れる」「加熱コンロは1つのみ」「包丁要らず」の条件を満たす、簡単レシピ10個が紹介されています。フライパン1つで作れたり、野菜も手でちぎって入れたり、あっという間にできあがるレシピが紹介されているので、自炊をあまりしたことがない人でも挑戦しやすい内容となっています。
「ヘルシー」「時短」「節約」を意識したレシピは多数ありますが、「キッチンの狭さ」に配慮したレシピという切り口は、目新しくわかりやすいもの。一人暮らしの割合は年々増加傾向にあり、一般世帯に占める割合は2020年には38%にまで上昇しています(※1)。料理本だけでなく、ネットに公開されているものも含めて世の中にたくさん存在するレシピでも、こんな風に視点を変えて取りまとめることで新たなターゲットに刺さりそうです。また、実態を知るためのアンケート調査を活用して、その結果をもとにアプローチする施策が増えている感がありますが、やはりプラスオンするアイデア次第で魅力的になるかどうかが決まってくるのかもしれません。
・※1参照元:令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要(総務省統計局)
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