もしもハイネケンがヴァイキングドラマだったら…意外な比喩でオチまで見入ってしまうビールのCM
日々多くの新商品が登場するアルコール飲料業界では、健康志向から味わい重視のもの、職人技が光るクラフト系まで幅広い商品が開発されています。オランダを代表するビール会社・ハイネケンは、ビール愛好家の中でもライト層を取り込むために低糖質、低カロリーと軽い味わいが特長の新商品「ハイネケンシルバー」をアメリカで発売しました。
その軽やかな喉越しと苦味が後を引かないことをアピールするため、同社が制作したのは、なんとヴァイキングドラマをモチーフにしたCM。登場人物の多くが“苦い結末”を迎えることで有名なドラマをテーマにすることで対照的な商品を際立たせています。
「苦い結末はなく、味わいそのまま」というタイトルで、とある村の若者の素行を見かねたヴァイキングの王が罰を与えるために高圧的な態度で問い詰める様子が描かれます。追い詰められた若者は言葉を失い、言い訳を述べるわけでもなく無言でハイネケンシルバーを差し出すと、一口飲んだヴァイキングの王はすべてを容認し、場の緊張は一気に緩みます。
ヴァイキングドラマあるあるの“苦い結末”と、商品そのものの“後を引かない軽やかな苦味”を緊張感とユーモアを交えて演出することで、臨場感のあるCMに仕上がっています。
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