DV被害で壊れた家庭から子どもを救い出したい、そんな母親の思いを体現したイスラエルのNGO

イスラエルの労働者組合が運営する、女性の安全を守るための活動を行う組織NAA’MATが、家庭内暴力(以下DV)に苦しむ女性を助けるための啓蒙動画「The Future of Your Children?(あなたの子どもの将来の担うのは)」を公開しました。

 

何の変哲もない家庭の様子を描いた動画は「私の両親。母は現役の教師で父は引退済み。頼れるけれど、もう若くないから体力的に心配……」という女性のモノローグで幕を開け、「私の妹は子どもたちにも好かれていて、本当に天使のよう。でもまだ23歳にもなっていないから彼女には自分の人生を生きてほしい……」と続き、自身に万が一のことがあったとき、誰を頼ればいいのか悩んでいる様子を描きます。

「BenとDebbieも最高。いつだって頼れる貴重な存在なんだけど、2人もそろそろ自分の子どもを欲しくなる時期だと思うし……」と親友のカップルを見つめていると、突然画面外から「おい、俺の話を聞いてるのか?」と言いながら男性が現れます。その目には敵意が宿っているようにも受け取ることができ、実は主人公の女性はDVの被害者であったことが判明します。

女性たちだけでなく、その子どものこともサポートしたいというNAA’MATのサービスの特長とその思いを、突如として崩れてしまう幸せな家庭の様子を通じて描いた動画でした。

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