「人生はほろ苦い。まるでリキュールのように」若者をターゲットにしたFernet brancaの広告

「世界一苦いお酒」と称されるリキュール・Fernet Brancaが、新たな顧客層である若い世代に訴求するため、「Life Is Bitter(人生はほろ苦い)」をテーマに、“日常にある苦い出来事”を取り上げた屋外広告をデンマークで打ち出しました。

ブランドが行った調査によると、Fernet Brancaは若者たちの間で「祖父母の家」や「中高年が集まるパブ」などを連想させる、渋くて古めかしいイメージが定着していたといいますが、そうしたイメージを刷新するため掲出したのが本広告です。

“This is the closest you’ll get to flying this year. Life is bitter.(今年はこれが一番飛行機に近い乗り物です。人生はほろ苦い)”


“People living in the countryside live 19% longer than you. Life is bitter.(いなかに住んでいる人は(都会に住む)あなたより19%長生きする。人生はほろ苦い)”


“The avarage temprature in Denmark is only 3 degrees warmer than your fridge. Life is bitter.(デンマークの平均気温は、冷蔵庫の中の温度よりもたった3度だけ暖かい。人生はほろ苦い)”


“Your bum drops 12 centimeters during your life. Life is bitter.(あなたのお尻は一生の間に12センチ下がる。人生はほろ苦い)”


“You spend 3 years of your life washing clothes. Life is bitter.(人生の中で、洗濯に費やす時間は3年分。人生はほろ苦い)”

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による移動制限、加齢による体の衰えなど、多くの人が経験するであろう苦い出来事を、リキュールに関連付けた屋外広告は、バス停や駅構内など、人々が行き交う場所に設置されました。

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