デジタル機器のスイッチを切って、読書に没頭しよう アイルランドの書店のプリント広告

アイルランド最大級の書店Easonは、読書の大切さを今一度多くの人に知ってほしいという思いを込めたプリント広告を公開しました。一定期間スマートフォンやPC等のデバイスと距離を置くデジタルデトックスの考え方に基づき、主にデジタル用語として知られる単語と読書を対比しています。

広告は複数パターンあり、共通のキャッチコピー「SWITCH OFF AND READ WITH EASON(電源を切って、Easonで買った本を読もう」と共に、それぞれのフレーズを展開しています。例えば「知識をダウンロード中」や「ワイヤレスに家族と繋がろう」、さらに「電源は不要です」といった調子です。

また、自分が読んでいる本を仲良く友だちとシェアしている様子に「本来の意味でのソーシャルネットワーク」、就寝前に母親に絵本を読んでもらう子どもたちに「マインドクラフティング(思考力を育てよう)」と、SNSやゲームのパロディ要素を盛り込んだものもあります。

ネット環境とスマートフォンの発展に伴い、ユーザーの可処分時間が分散しがちな現代において、改めて読書をすることの大切さと、そこから得られる人生の豊かさをストレートに訴えています。

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