国旗をレインボーカラーにアレンジし、LGBTQへのサポート姿勢を表したブリュッセル観光協会

ベルギー・ブリュッセルの観光協会は、同市内のAllianz Arenaで開催されるサッカー欧州選手権(以下、EURO 2020)のオランダ対チェコ共和国の試合に合わせて、EURO 2020参加国の国旗をさりげなくレインボーカラーにアレンジした屋外広告を公開しました。

元々この施策はEURO 2020の主催者である欧州サッカー連盟(以下、UEFA)が、LGBTQの権利を啓発するという目的でAllianz Arenaを期間限定でレインボーカラーにするという企画を禁じたことが発端となったもの。ブリュッセルの観光協会は”Every country is more than the colours in its flag(国旗には、使われている色以上の意義がある)”というスローガンの下、EURO 2020参加国の国旗のほうをアレンジすることでLGBTQコミュニティをサポートする姿勢を誇示しました。

ブリュッセルの観光協会は、LGBTQへの関心が高いヨーロッパにおいて、多くの人が注目する大会だからこそセクシャルマイノリティをサポートすることをアピールしました。また、期間限定で公開された専用サイトでは、各種SNSに掲載が可能なレインボーカラーの国旗の画像データをダウンロードすることもできたようです。

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