無名の父娘が制作したアート作品を「パリ市立近代美術館」に展示した粘土ブランド

安心安全な小麦粘土として世界75カ国で愛用されている粘土ブランド・Play-Dohが、今年で65周年を迎えたことを記念して、パリ市立近代美術館とのパートナーシップを発表。これを記念し、Play-Dohが考える「最も美しいアート作品は、わたしたちが一緒に創り出すものであることを伝えたい」という想いを象徴するキャンペーンを実施し、無名の父娘がPlay-Dohで制作した作品を他の著名なアーティストの作品と同じように美術館内に展示しました。

キャンペーンの告知として、公開された動画では、実際にPlay-Dohでのアート作品の制作を担当した父と娘が出演し、制作の様子や、展示する様子などが描かれています。

紙に包まれた大きな荷物を持って絵画を鑑賞する父と娘。


あたりりを見回しながら美術館内を歩きまわったあと、何も飾られていない白い壁を見つけて立ち止まりました。



包んでいた紙を破くとそこにはPlay-Dohで作られたアート作品が入っており、父と娘で協力しながら壁への展示を行います。

無事飾られた作品の横には「Les plus belles oeuvres d’art sont celles que l’on crée à deux.(最も美しいアート作品は、2人で創りだしたもの)」というメッセージが添えられています。

Play-Dohはパリ市立近代美術館とのパートナーシップを通じて、若者の創造性を刺激して芸術的欲求を促すと同時に、美術館の使命のひとつである「伝えていくこと」についてもサポートしていくことも発表しており、今回のキャンペーンだけではなく、今後も青少年向けの教育ワークショップの支援や、年間を通じた常設展・企画展の開催もしていくそうです。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る