非喫煙者であってもリスクのある肺がん治療を啓発するPR動画

イギリスで肺がんの早期発見と治療の促進を啓発するRuth Strauss Foundation、ALK Positive、EGFR Positive UKの3団体は、非喫煙者の肺がんの発生率の高さやその初期症状の特定の難しさを説いたビジュアル広告と動画を公開しました。

 

動画ではFayeという名前の28歳女性がカメラに向かって自身の肺がん発見までの経験を語る内容になっています。元々喫煙歴もなく、若くて目立った疾病もなかったFayeはある日突然鈍い腰回りの痛みに苦しめられることになります。時間が経つにつれ、横になった状態で動き回ることもままならないほど強くなった腰痛に加え、意識的に止められないほどの咳にも悩まされることになります。

「病院で撮ったレントゲンは私が肺がんであることを示していました。肺がんは喫煙者しか罹らない病気だと思っていました。私は間違っていたのです」とカメラに向かって語るFaye。”Over 50% of lung cancers are diagnosed too late(50%以上の肺がんは、手遅れになってから診断されています)”という言葉とともに幕を下ろす動画は、一見関係ないような症状であったとしても誰もがなってしまう危険性があるということを伝えています。

同時に公開されたポスタービジュアルでは、Faye以外に、JaberやPeteなど非喫煙者であるにも関わらず肺がんと診断された人々が実名で自分の肺を写したレントゲン写真を見せている姿を描いています。

左上に書かれているのはそれぞれの名前や年齢、「腰痛」や「繰り返し発生する呼吸器系の病気」「息切れ」といった自覚症状。症状自体は些細なものでしたが、診断時に発覚した病名は一般的に末期と言われているステージ4の肺がんでした。早期発見を通じて治療に大きく影響するがんという特殊な病気だからこそ、早めの行動を心がけるよう一般層に生々しく呼びかけています。

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