「捕まった人は幸運だ」逆説的なキャッチコピーでスピード違反の危険性を訴える啓蒙CM

交通事故の防止を呼びかけるオーストラリアの政府機関・Transport Accident Commissionが制作した「The lucky ones get caught(捕まった人は幸運だ)」という逆説的なコピーで、スピード違反の危険性を訴える啓蒙CM。

妻と娘を連れドライブを楽しむ男性。道路には「時速80km以下」の標識がありますが、車のスピードメーターは時速80kmを超えています。


スピード違反であることに男性は当然気づいており、道中で取締りを行うパトカーの姿が見えると、検挙されないために気にして、スピードを一時的に落としてやり過ごしています。



しかし、警察の目がなくなると、またすぐにスピードを上げる男性。

そして、家族が話しかけたことで男性が一瞬よそ見。次の瞬間、車は激しく横転し大破してしまいます。

ぐったりとした男性の姿と娘の泣き叫ぶ声が響くなか、ブラックアウトした画面には、大きく「The lucky ones get caught(捕まった人は幸運だ)」というキャッチコピーが表示されます。

法律に違反することが悪であることは大前提として、捕まった方が自分も家族も助かり幸運だっただろう男性。交通ルールを守らなければ警察に捕まるよりももっと大きな悲劇が待ち構えていることをストレートに伝えたCMでした。

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