ロックダウン中の慎重さを思い出して。フランス警察の交通安全CM

Case: Speed of deconfinement

フランス警察・交通課(Securite Routiere)が制作した公共CMをご紹介。

新型コロナウイルス(COVID-19)にともなうロックダウン(都市封鎖)解除の開放感から道路でスピードを出しがちな状況に警鐘をならすべく、家のなかでの「移動速度」を車のように表示。「道路でも、ロックダウン中のような慎重さのままでいて」と呼びかけたのです。

「家を歩く速度、時速1.9km」

「キッチンまでの歩行、時速2.3km」

「在宅ワーク、時速0km」

「家でのランニング、時速8km」

「家のなかではしゃぐ子どもたち、時速6.2km」

「リビングでテレビを見る、時速0km」

「部屋のなかから外を眺める、時速0km」

「ロックダウンが解除される開放感は格別です。しかし、道路の速度制限はコロナ前と変わりません。」

「制限速度を守る。飲酒運転をしない。脇見運転をしない。これからも道路で、あなたの自身で身の安全を守りましょう。」

先行きの見えないロックダウンが解除となり、暗闇から抜け出したような気分になった瞬間こそ、もっとも気を引き締めるべきとき。アフターコロナでも引き続き、さまざまな意味で「自分の安全を守る」大切さを考えさせられるCMでした。

(via Ads of the World)

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