「忍者のような家電」とは?テスコムの認知度UPキャンペーン
忍者家電
突然ですが、日本の美容・調理家電メーカー「テスコム」をご存じでしょうか?
「信頼されるものづくり」をモットーに、長野県に構えた工場で商品の開発・製造を行う同社には、美容室で使われているプロ用ドライヤーや、調理用ミキサーなど高いシェアを誇る製品がいくつもあります。
その高いクオリティで、多くの人の支持を得ているテスコムですが、実は大きな課題を抱えていました。それは家にあるこれらの製品が、テスコムのものだと気づいていない消費者がとても多いということ。そのため、“気づいたら家に潜んでいる家電”としていつのまにか「忍者家電」とも呼ばれるようになったといいます。
そこで同社は、この「忍者家電」をコンセプトに据え、認知度アップを狙ったプロモーションを打ち出しました。
まずは家にあるテスコム製品を見つけてもらうことから始めよう、と実施したのが「忍者家電企画」と題したTwitter上のキャンペーン。「こんなところに潜んでいた」というテスコム製品のエピソードを募集し、選ばれた応募者にはテスコム最高級ドライヤーが贈られる、コンテスト形式のSNS施策を実施しました。
さらに「忍者」にゆかりのある忍者市駅(三重県上野市駅)と、巨大ターミナル駅である新宿駅に「忍者家電広告」を掲示。こちらはまるで忍者のようにひっそりと貼りだされているポスターを見つけ、「#TESCOM」「#駅に潜んでた」のハッシュタグをつけてSNSに投稿するというものです。
ブランド認知度の低さという課題に対し、「忍者」というちょっと変わったコンセプトで切り込んだ、ユニークな施策。Twitterのエピソード募集期間は11月9日~11月23日までですので、皆さんもご自宅にあるテスコム製品を探してみてはいかがでしょうか?
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