【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 6/5

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、日本経済新聞社、ミニストップ、森永製菓、KDDI/沖縄セルラー、秩父鉄道の事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: カンヌライオンズPR部門受賞作を選りすぐってオンラインで紹介(日本経済新聞社)

Cannes PR Lions 10 Year Exhibition

日本経済新聞社は、「Cannes PR Lions 10 Year Exhibition」のティザーサイトを6月1日(月)より開設。本サイトは6月22日(月)よりオープン、様々なコンテンツを公開していく。

毎年6月には、フランスにて広告・コミュニケーション業界における世界最大級のイベント「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」が開催されていたが、今年は新型コロナウイルスの影響により中止に。一方で、多数ある部門の中でも、2009年に開設されたPR部門の受賞作では、企業が社会課題解決に先行して取り組み、社会および生活者の意識や行動を変えた作品が多いのが特徴。

そこで、同イベントの日本事務局である同社は、コロナウイルス被害も含む、様々な社会課題への向き合い方とそれに関連するコミュニケーションの在り方を模索するヒントとなりうる選りすぐりの作品をカンヌライオンズPR部門受賞作の中からオンライン上にて紹介する。

2: 演者が自撮り!完全リモート体制で制作されたCM(ミニストップ)

ミニストップは、同社史上初の試みとなった完全リモート体制で制作した新商品「タピオカプリン」に関するTVCMを、6月1日(月)より期間限定で放送。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から通常のCM制作は困難と判断し、企画演出の決定から撮影、編集に至るまで、全ての制作業務において三密を避けたリモート体制で新CMを制作。

今回の撮影カットは、出演タレントの山之内すずさんが自撮りしたものを採用。事前にタピオカプリンの原材料や撮影に必要な最小限の機材を提供。撮影機材のセッティング、撮影、そして、タピオカプリンを作る工程も山之内さん自身が実施したとのこと。

新CMでは、“おうち時間”の憩いをテーマに、家族間のチャットを通じて、家でタピオカプリンを楽しむ「うちタピ」を提案するものとなっている。

3: アスリート専用トレーニング施設をバーチャル上で無料開放(森永製菓)

バーチャル森永製菓トレーニングラボ

森永製菓は、同社が運営するアスリート専用トレーニング施設「森永製菓トレーニングラボ」をバーチャル上で完全再現した「バーチャル森永製菓トレーニングラボ」を一般向けに6月1日(月)より公開。

本コンテンツでは、まるでジムにいるような感覚で施設内をバーチャル上で移動しながら、トップアスリートを長年サポートしてきたトレーナー達による目的別や鍛えたい部位に合わせて選定したトレーニングを行うことが可能。

同社では、新型コロナウイルスの影響による暮らしの変化や、それに伴う健康や運動ニーズの高まりなどを受け、心身の健康維持や競技能力を高めるためにトレーニングを行いたい人をサポートしたいという想いから今回のプラットフォームの開発に至ったという。

4: みんなのぬり絵が「三太郎」アニメに(KDDI/沖縄セルラー)

#みんなでつなぐ三太郎

KDDI、沖縄セルラーは、『au PAY』の新CMとして、auの“三太郎シリーズ”初のアニメーションCM「たぬきの正体」篇のTVCMを、6月3日(水)より全国でOA開始。今回の“三太郎シリーズ”は桃太郎役の松田翔太さん、浦島太郎役の桐谷健太さん、金太郎役の濱田岳さん、大黒天役の荒川良々さんの姿がアニメーションで描かれている他、キャラクターの声優を本人たちが務めている。

そして今年で三太郎CMは5周年となるが、史上初の本アニメCMを記念し、本CMのぬり絵作品を募集する『あなたのぬり絵がアニメになる!「#みんなでつなぐ三太郎」』企画を6月12日(金)よりスタート。応募方法は、6月12日(金)に特設HPで公開されるぬり絵素材をダウンロードし、Twitterにハッシュタグ「#みんなでつなぐ三太郎」と付けて投稿。審査のうえ選ばれた作品は、つなぎ合わせ、三太郎特別動画として7月下旬に公開予定。

5: 疫病退散を願って アマビエの入場券発売&ヘッドマーク掲出(秩父鉄道)

秩父鉄道では、疫病よけにまつわる伝説をもつ妖怪「アマビエ」をモチーフにした入場券「疫病退散!アマビエ入場券」を6月6日(土)に発売。

本入場券は、「アマビエ」と、アマビエに扮した秩父鉄道のキャラクター「パレオくん」がモチーフとなったデザインが特徴。また、現在同デザインをモチーフにしたヘッドマーク「疫病退散!アマビエヘッドマーク」を掲出した列車も運行。

 

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