居心地が悪くても大丈夫!? 新路線開通をPRしたコペンハーゲン地下鉄のユーモラスなCM

Case: Morning Tremens

コペンハーゲン地下鉄が公開した、新しい路線が開通したことをアピールする2本のCM。どちらも電車の車内で“ものすごく居心地の悪い状況”に陥ってしまうというシチュエーションを描いています。

・Morning Tremens編

Metro – Morning Tremens from Peter Harton – Director on Vimeo.

朝、通勤客に交じって地下鉄に乗る女性。派手な服を着てフラフラと歩いているところを見ると、どうやら夜通しパーティーを楽しんだ帰り道のようです。

おぼつかない足取りで空いている席に座り、ホッとしたのもつかの間、ふと周りを見ると近くにはボーイスカウトの集団が。リーダーの男性が「さあ、電車を降りる前に何か食べよう」と言うと、子供たちはゆで卵、サバ、チーズなど、よりにもよって強烈なにおいの食べ物を取り出します。

ただでさえ飲みすぎで気分が悪いのに、車内に立ち込める匂いに絶体絶命…

・Goth Life編

Metro – Goth Life from Peter Harton – Director on Vimeo.

ゴス系のファッションに身を包んだ二人組の男性。地下鉄に乗り込むと、男女混成アカペラグループによるパフォーマンスがスタートします。

他の乗客にも一緒に歌おうとノリノリで呼びかける彼らに居心地の悪さを覚えつつ、どうか目が合いませんようにと願いながら身を縮める2人…

どちらのCMも最後は「新しい路線に乗ればたったの5分」というメッセージで終了。車内で困った状況に出くわしても『新しい路線に乗ればすぐに家に帰れますよ!』とコミュニケートした、ユーモラスなCMでした。

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