大統領のお墨付き!? レノボが手がけたウクライナのVRツアーアプリ
Case: From dawn till dusk
レノボがウクライナで、VRヘッドセット「Lenovo Explorer」の発売にあたって実施したユニークなプロモーションをご紹介。
今回同社は、「夕暮れから夜明けまでのキエフ」と題したウクライナ初の“インフォテインメント”(インフォメーションとエンターテインメントの語を組み合わせた造語)VRアプリをリリースしました。
VRコンテンツのために、特徴的な建築物やキエフのアイデンティティを表す6つのスポットを選び出し、撮影に1ヶ月を費やしてコンテンツを制作。
本企画は、“まだキエフを教会の都市だ”と思っている人たちへ向けて、“今の本当の雰囲気”を感じられる映像を提供することが目的だといいます。
ユーザーは、それぞれの場所でインタラクティブなゲームで遊ぶことができ、お土産をゲットすることもできます。また、それぞれの場所にチャットボットを配置し、本プロジェクトや製品情報についての対話ができるようにしました。
4KのVR映像を用いた42分間もの没入型コンテンツと6種類のインタラクティブなゲーム、そしてソーシャルメディアやランディングページでのプロモーションによって、アプリのダウンロードを促すことに成功。
本プロジェクトは大統領のお墨付きで、単なるツアーとしてだけではなく、学校での使用も想定されているといいます。
その場に出向かなくても、目の前に美しい景色を感じることができるVR。新製品のVRヘッドセットをPRしながらも、キエフのモダンカルチャーを取り上げることで同市の新たな側面をPRしたプロモーションでした。
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