パナマ先住民の知恵を活用 スバルによる有害な紫外線から身を守る取り組み『Outdoor Protection』

Case: Outdoor Protection

南北アメリカ大陸の境に位置するパナマは年間を通して気温が高く、豊かな自然が人気のリゾート地。しかし日差しが非常に強いため、近年では皮膚がんにかかる人が増えてきているといいます。

メディアでも、屋外で仕事をする人やアウトドアスポーツを頻繁に行う人は日焼け止めを使うよう呼びかけているものの、こまめに塗りなおすのが面倒なのか、なかなか定着していないよう。

そのような状況を受けてアクションを起こしたのが、新型Foresterを発売したスバル。高い走破性と安全性を兼ね備えるForesterのユーザーは、屋外でのアクティビティを楽しむ人が多いため、人体に有害な紫外線から皮膚を守るユニークな対策を講じることにしました。

同社が着目したのは、パナマ北部の先住民・エンベラ族が代々受け継いできた、ジャグアという果物から作る日焼け止め。果実を絞って抽出したインクを肌に塗るとその部分が黒っぽく変色し、紫外線から肌を保護してくれるうえ、このインクは2週間ほど効果が続くという特徴があるため、タトゥーのように模様を描きながら腕や足に塗っていったのです。

1,000年以上にもわたり自然と共存してきた民族の知恵を活かし、人々が太陽の下で思い切りアウトドアレジャーを楽しめるようにと考案したアイディア施策でした。

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