『共感なんて要らない』売り上げ3割アップしたキャデラックの大胆すぎるSNS施策

Case: Cadillac Design

アメリカのラグジュアリーカーブランド・キャデラックは、大きなボディと大胆なデザインが特徴的。常にオリジナリティを追求するその姿勢から生み出される車は、人々を魅了してやまない一方で、その個性の強さゆえに敬遠されることもあります。

そんなキャデラックが、SNSを活用した挑戦的なプロモーションを実施しました。

同社が着目したのは、キャデラックと同じくエッジィで前衛的なスタイルを確立しているファッションブロガーたち。Instagramの投票機能を使って、自身のフォロワーにアンケートを取ってもらいました。

質問はファッションに関するもので、個性的な服やアイテムに対しての印象を2択で問いかけているのですが、ユニークなのはユーザーがどちらの回答を選んでも、その後の画面には『デザインは民主主義ではない』『デザインは挑発するもの』といった文言が表示される点。

またTwitterやFacebookなどでも、意見は書き込めるもののシェアはできない仕組みとなっており、『周りの意見なんて聞く必要はない。ただ自分の感性を信じればいい』というブランドからのメッセージを発信しています。

そもそもソーシャルメディアは“共感”することによってコミュニケーションを図るツール。そのSNSを使って『共感なんていらない』『常に理想を追い求める挑戦こそが、キャデラックの最大の魅力』とアピールしたというわけです。

キャデラックの理念『DARE GREATLY ~その挑戦が、世界を変える~』をそのまま体現したようなキャンペーンは、SNSで大きな話題となり、ブランドの売り上げは昨年比で3割増、エンゲージメントは700万を超えたとのこと。媚びない潔さがかえって共感を得た、クレバーなデジタル施策でした。

Cadillac Design Case Study from 1N7ERES71NG 71MES on Vimeo.

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