「2本分の価格でスニッカーズ1本買わない?」 おかしなオファーで興味喚起する、米スニッカーズのWeb広告

Case: One SNICKERS for the price of two?

“You’re not you when you’re hungry.”(お腹がすいている時、君は君じゃない)というタグラインでグローバルキャンペーンを展開している大手菓子ブランド・スニッカーズがアメリカで実施した、一風変わったYouTube広告をご紹介。

 

今回YouTubeで公開した動画は、一人の男性が視聴者に向かって「調子、大丈夫?」と語りかけてくるシーンからはじまります。

視聴者が“お腹を空かせている”というシチュエーションを想定しているようで、男性は「2本分の価格でこの1本のスニッカーズは欲しくないかい?」と、冷静に考えるとおかしなオファーでスニッカーズの購入を勧めてきます。

男性は約50秒間にわたりとつとつと、“このオファーがいかに魅力的か”を語り続けます。

ユーザーがそのまま視聴し続けると、動画には突如『空腹の時は混乱してしまう』という大きなテロップがあらわれ、その後男性から新たなオファーとして「2本購入すれば1ドルオフ」の提案とバナー広告が現れるという内容でした。

つまり、男性の「空腹そうだけど大丈夫?2本分の価格で1本を買う?」という誘惑に耐え切った視聴者には、お得なディスカウントオファーを提案するという仕掛けでした。

“誘惑”に耐え切ったユーザーへの“ご褒美”としてディスカウントプランを提示するという、ユニークなデジタル広告でした。

(via SNICKERS Satifies.)

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