美しい写真の裏に隠された真実。環境保護を訴えるWWFのInstagramキャンペーン

Case: #TooLaterGram

世界最大規模の自然環境保護団体であるであるWWFが、フランスのクリエイティブエージェンシー・TBWA、そしてインスタグラムとタッグを組み、自然破壊の現状を訴えるキャンペーン『#TooLaterGram』をローンチしました。

こちらは団体がインタグラムに公開した投稿。

オーストラリアの『グレート・バリア・リーフ』、ヨーロッパアルプスの最高峰『モンブラン』、水面に映る山々が美しいインドネシアの『スマトラ島』など、まるで絵にかいたような絶景ばかりです。

全部で9件の各投稿には、それぞれ“2枚目の写真”が用意されているのですが…
その画像は、大量に捨てられたゴミ、色を失い白化したサンゴ礁、大規模開発の様子など、まるで同じ場所を撮ったとは思えない、酷いありさまが映し出されています。

実はこの2枚目の写真の方が、現在の状況。地球上でも有数の美しさを誇る自然が私たち人間によって汚染され、このような姿になってしまっているのです。

息をのむほど美しい写真の裏に隠された現実に目を向けてほしい、そして環境を守るためのアクションを起こそうと呼びかける、デジタルキャンペーンでした。

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