車窓に映る“人の顔”がメロディーを奏でる!グラミー賞 久々のNY開催を祝って実施されたAR施策
Case: Play the City
2003年以来のニューヨークでの開催となった2018年グラミー賞。主催するRecording Academyは、久しぶりのニューヨークでの開催を祝ってユニークなプロモーションを実施しました。
本取り組みでは、ニューヨーカーや観光客を乗せて街中を走行するUberの自動車を活用。
車の後部座席の窓ガラスにサイネージで五線譜(楽譜)が描かれているのですが、乗客を乗せて車が走り出すと…車窓に映る“人の顔やゴミ箱などの物体”を読み込んで、リアルタイムで“それら”を音符に変換するとともに、音が生成され、車内にメロディーが流れるというゲリラ企画です。
仕組みは車に2つのコンピューターを搭載。1つは車窓の景色から“人の顔”など音符になる印象的な形を読み込むという機能。もう1つはその形からふさわしい“音”を生成するというテクノロジーが導入されています。
乗車している人たちは、ニューヨークの街、そして人が奏でる突然のメロディーにノリノリで楽しんでいたようです。
テクノロジーを活用して、グラミー賞のニューヨーク開催を印象付けた斬新な取組みでした。
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