集中治療室に入る赤ちゃんに「ハグ」を届ける。カナダ オムツブランドのCSR施策

Case: No Baby Unhugged

オムツブランドのHuggiesが、カナダで、「No Baby Unhugged(赤ちゃんがハグされないことのないように)」というコンセプトでスタートさせたCSR施策をご紹介。

赤ちゃんは生まれた直後に母親の胸元で抱かれることが多いですが、早産などNICU(集中治療室)に入らざるを得ない理由がある場合は、赤ちゃんと母親が別々に入院することになり、しばし離れ離れになってしまいます。

そういった赤ちゃんが“ハグによる人の温もりを感じることができない”ということのないように、カナダの病院で“ハグをするボランティア”の取り組みを開始しました。

母親と一時的に離れ離れになっている間、ボランティアのメンバーが代わりに「ハグ」による人の温もりを赤ちゃんに与えます。

本取り組みを収めたプロモーション動画は「ハグの力で暗闇から光のさすほうへ」というメッセージで締めくくられています。

さらにキャンペーンサイトでは、「あなたの子供をハグする時」、「病院でのハグの取り組み」といったハグの正しい理解を促すコンテンツが公開されています。

1つ目のページで、科学的な研究をもとにしたハグをすることのメリット7点を解説するとともに、2つ目のページでは、医療機関においてスキンシップやハグが有用であるという認識が進んでいることなどが解説されています。

また、本企画に賛同する旨をキャンペーンサイトで表明することで、謝礼としてオムツがプレゼントされたり、赤ちゃんをハグをしている写真をシェアすることで支援団体へ5ドルが寄付されるといったプログラムが用意されていました。

カナダのオムツブランドによる“赤ちゃんの健やかな成長に欠かすことのできない”「ハグ」に焦点を当てたCSRでした。

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