福島県の無人航空機運行管理システム(UTM)で複数のドローンの動態管理に成功! プレスリリース
実験には3機の大型産業用ドローンを使用し、「UAV-E6150」は災害時の救援物資、「ALTA X」はメガフォンを搭載し災害時の注意喚起や避難誘導を想定、「HAMADORI3000」は水上をタキシングし、地上と空で同時に運航した場合の実験も行った。
◇実施体制
①無人航空機運航管理システム運用
日立製作所/福島イノベーション・コースト構想
推進機構福島ロボットテストフィールド
②飛行通信環境
NTTドコモ「LTE上空利用プラン」
③飛行計画等策定・ドローンオペレーション
eロボティクス、カナモト、スペースエンターテインメントラボラトリー
④ドローン運航補助・安全管理
アイティーテクノロジーデザイン/田部鉄工エンジニアリング、日本ドローン機構
無人航空機運行管理システム(UTM)には予めドローンの飛行計画を入力し、機体同士が接近しすぎたり、計画の範囲外へ出た場合などにアラートが表示される。 本実証実験は荒川下流河川事務所の災害対策室を管制室に見立て、UTMの運航管理画面、現場風景、ドローンからのLTEカメラ、荒川河川敷監視カメラの映像をモニターに同時に表示させ、運行状況のチェックを行った。
荒川下流事務所 災害対策室
当日の状況などは動画でご覧になれます。
3月7日には実証実験に参加した企業関係者が荒川下流河川事務所に集まり意見交換会が行われた。飛行の際に必要となる申請・調整などの一元化や、飛行空域が共有される可能性のあるドクターヘリや空飛ぶクルマなど有人機を含めた動態管理の必要性など様々な意見が挙がった。
eロボティクスは今後も、河川・湖沼・海上の上空を活かした大型産業用ドローンによる物資輸送を推進していきます。
配信元:
PR TIMES
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