SSFF & ASIAが「日本各地のストーリー創作プロジェクトで」岩手県、静岡県、福岡県に伝わる昔話・民話をモチーフに書かれた短編小説を公開 2023年にショートフィルム化を予定  プレスリリース

10/23に「SSFF & ASIA 2022 秋の国際短編映画祭」で行われた、 本プロジェクトの3作家によるパネルディスカッションについても英語字幕を追加し世界配信がスタートいたしました。執筆の背景に加え、各英文翻訳者にも参加いただき、日本に眠る語り継ぎたい物語やその魅力を語っています。
 

 

SSFF & ASIAでは引き続き、本プロジェクトを通じて世界の方々に日本の魅力を届けてまいります。

URL: https://www.shortshorts.org/japanculturalexpo/en/creation-of-stories-all-around-japan/

【日本各地のストーリー創作プロジェクト参加作家および作品あらすじ】

◆岩手県×柿沼雅美「けっぱれ」

(あらすじ)久しぶりに岩手県で暮らす祖母のもとを訪れることになった悠人。到着したその日の夜、一人の少女と出会ったことで、懐かしい気持ちとともにある不安が湧いてくる。その不安は、祖母と別れるまで悠人を悩ませ続けるが……

柿沼雅美(かきぬま・まさみ)
1985年、東京都生まれ神奈川県育ち。
清泉女子大学文学部日本語日本文学科卒業。大学職員勤務を経て作詞家に。
JUJU、Snow Man、ジャニーズJr、ミュージカル刀剣乱舞、テニスの王子様Rising Beat、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、MORISAKI WIN、亜咲花、三澤紗千香、上月せれな、等の楽曲へ作詞で参加。

◆静岡県×乘金顕斗「海の見える街で私たち」

(あらすじ)環奈と美弥は、子供の頃から一緒に熱海の街を走って過ごしてきた。お互いを大切に思い合う二人はしかし、貫一お宮之像の前でそのポーズを真似して撮った写真をSNSに投稿したことで、大きくすれ違いはじめる。

乘金顕斗(のりかね・けんと)
小説家。1992年生まれ。兵庫県在住。2017年、公募から「たべるのがおそいvol.3(書肆侃侃房)」に『虫歯になった女』が掲載。2019年に短編集「対岸にいる男」(惑星と口笛ブックス)。2020年、「kaze no tanbun 移動図書館の子供たち(柏書房)」に掌編『ケンちゃん』。2021年、第7回ブックショートアワード大賞受賞。

福岡県×菅原敏「琥珀色の瓶」

(あらすじ)幼い頃、両親と過ごした福岡市郊外に家を買った「私」は、亡くなった母が大切に育てていた梅の枝を携えて引っ越しをする。福岡、京都と行き来する梅の木とそれに重なる家族の思い出、そしてこれからの「私」の暮らし。

菅原敏(すがわら・びん)
詩人。 2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。 以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など幅広く詩を表現。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、燃やすとレモンの香る詩集『果実は空に投げ たくさんの星をつくること』(mitosaya)、『季節を脱いで ふたりは潜る』(雷鳥社)。 東京藝術大学 非常勤講師
http://sugawarabin.com/

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】

米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。

また、2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。

【公式ウェブサイト】 https://www.shortshorts.org
 

配信元: PR TIMES
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