砂漠に残された『轍』と『足跡』…ランドローバーの洒落た広告
Case: Dune
高級オフロードカーとして知られるランドローバーが南アフリカで実施したプリント広告。
広大な砂漠を舞台にした、車が登場しないそのクリエイティブがこちらです。細部が見づらいと思いますので拡大してご覧ください。
砂丘に残った『轍』。その軌跡が、丘を一つ越えた後には、人間の『足跡』に変わっているというビジュアルです。
このクリエイティブで何をメッセージしているかわかりますか?
以下のコピーを見ると恐らく察しがつくかと思います。
Depend on Land Rover genuine parts
(ランドローバーの純正部品に任せよう)
“純正部品でない社外品”を使っていたことにより、1つ目の丘を越えた後(=広告の受け手の死角)で自動車が故障、立ち往生してしまい、ドライバーがやむなく自動車から降りて、自らの足で歩いていったという物語が浮かび上がります。
ブランドが持つ世界観の中で純正部品の利用を啓発するお洒落なプリント広告でした。
(via Ads Of The World)
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