Volkswagen、レスポンス率9%を記録した雑誌本誌のリサイクルを読者に促すマガジンプロモーション
Case:The Bluemotion Label
フォルクスワーゲンの環境に優しい低燃費エンジン技術、「ブルーモーションテクノロジー」の雑誌広告を使ったユニークなプロモーション。
世界中で発行されている雑誌の内、77%が捨てられ再利用されていないそう(ハーバード大調べ)で、そんな『雑誌の地球環境に優しくない現状』を逆手に取った施策を企画。プロジェクト名は『ブルーモーション・ラベル』。
同社は雑誌内に普通のプリント広告を出稿する代わりに1枚のカードを挟みます。
このカードを手にとって見てみると、リサイクルセンター行きの宛名シールになっています。
(このシールをブルーモーション・ラベルと名付けています)
読者がこの雑誌を読み終えたら、雑誌本体(表紙or裏表紙)にシールを貼り、ポストに投函してもらってリサイクル行為を促すという仕組み。
ケープタウンやヨハネスブルクなどの各都市で展開し、レスポンス率は初期配布分だけで9%、プロジェクト全期間を通じてみると5%を記録したそうです。
雑誌に出稿する大半のプリント広告が実際に紙の無駄遣いになってるという現状から、今回のリサイクルを促す宛名ラベルプロジェクトを企画。
「ブルーモーションテクノロジー」の想いを、体験を通じてターゲットの頭にしみ込ませる面白いプロモーションでした。
世界各地で実施されたフォルクスワーゲンのユニークな広告/プロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
・Adverblog
http://www.adverblog.com/2012/09/03/vw-turns-post-box-into-recycling-bin/
0