「先生はいつだってお見通し」OpenAIが教師の日に描いたユーモア広告
宿題にChatGPTを使っても、先生にはバレないようにしたい──。そんな生徒たちの思惑を、ことごとく見破っていく先生を描いた広告をOpenAIが公開しました。
インドのTeachers’ Day(教師の日)に合わせて展開された「Teachers Know」は、学校を舞台にしたユーモアあふれるキャンペーンです。
映像に登場する生徒たちは、ChatGPTを使って課題をこなそうとします。授業では、AIが生成したような難しい言葉を並べながら回答するものの、先生から意味を尋ねられると答えられません。
さらに、「これなら絶対にバレない」とAIらしい文章の特徴まで消そうとしますが、やはり結果は同じ。先生たちは「We know(わかっています)」と、生徒たちの試みを次々と見破っていきます。
最後に登場するメッセージは「Teachers will always know(先生はいつだってお見通し)」。AI企業であるOpenAIが、AIの賢さではなく、日々生徒と向き合う先生の存在を主役に据えているところが印象的です。
そして、この広告と合わせて伝えているのが、18歳未満のユーザーを対象とした「ChatGPT for Teens」。Study Modeやクイズ、視覚的な解説など、学習を支援する機能を用意。Study Modeでは、すぐに答えを提示するのではなく、質問やヒントを通じて問題をひとつずつ考え、自分で答えにたどり着くことを促します。
教育現場へのAIの浸透が進む一方、宿題や課題の答えをそのまま生成できることは、学習における課題のひとつでもあります。今回の広告は、そうしたAIの使われ方をあえて笑いに変えながら、学ぶためにAIを使うという方向へ視点を切り替えています。
どう使うかによって学び方は変わります。AIを提供する企業自身が教育現場での使われ方に向き合い、先生への敬意とともに自社サービスの役割を伝えた広告事例です。
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