九州旅客鉄道、運休期間中の列車で「かんろくカフェ」を1日限定開催 新たなファン獲得も

九州旅客鉄道株式会社は、2026年1月6日(火)、特急列車「かんぱち」「いちろく」の車両を用いて、1日限定イベント「かんろくカフェ」を博多駅ホームにて開催します。なお、「かんぱち・いちろく」は、2025年10月30日(木)から2026年1月8日(木)までは車両検査のため運休しています。

かんぱち・いちろくは、博多駅からゆふ高原線(久大本線)を経由し、由布院・別府駅間を約5時間かけて片道1便のみ運行する観光列車。福岡・大分の料理人が手がける地元食材を使った料理が楽しめるほか、停車駅では沿線地域によるおもてなしが受けられるなど、沿線の魅力を堪能できることで人気を博しています。

イベント当日は、1・2号車の車内を予約不要で見学可能。普段は乗車の機会が限られる人気特急車両を気軽に体験できます。

さらに3号車では、同列車の食事提供を行うイタリアンの名店「FUCHIGAMI」が手がけるオリジナルスイーツを提供する「かんろくカフェ」を事前予約制で開催。八女抹茶を使った抹茶ティラミスなど、味わいを通じて地域の魅力を感じられそうです。

車両検査中の運休期間を、ファンづくりに活かした取り組み。車内見学と限定カフェで列車の魅力を再認識させ、運休明けの乗車意欲を自然と高めています。動いている車内での体験を想像させる構成で、観光列車の世界観を生活者にイメージさせる、秀逸なPR事例です。

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