モンスターに騙されるな!Yahoo!ニュースが発信するフェイクニュース体験展示とは

近年、生成AIの発達などで巧妙さを増すフェイクニュース。同社の調査では、87%が「偽・誤情報を見聞きしたことがあると思う」と回答するなど、フェイクニュースを目にする機会が増えていることに加え、10〜30代の約半数が「偽・誤情報を何らかのかたちで拡散したことがある」と答えるなど、知らぬ間にその拡散にも加担してしうまうリスクにもさらされています。

LINEヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」は、フェイクニュースの仕組みを“モンスター”にして知ることができる体験型展示イベント「FAKE NEWS MONSTERS展」を、2025年10月24日(金)から11月3日(月・祝)までの期間、Rand表参道(東京都渋谷区)にて開催します。

本イベントでは、モンスターを通して情報との適切な向き合い方や多様な視点の重要性を、楽しみながら学ぶことのできる展示が行われます。とくに10代を中心としたデジタルネイティブ世代は、日常的に情報発信・受信をする機会が多い一方、その真偽を見極め、適切に向き合う力を養う機会が限られている現状を踏まえての実施だといいます。

会場には、全10種のモンスターが登場。そのうち4種は、会場での体験展示が展開されています。誤解を招く記事タイトルをつけることで、人びとの関心を煽るフェイクニュースを作るモンスター「タイトルビッグマウス」では、会場に置かれたタブレットに、来場者が最近の出来事など身近な話題を入力すると、モンスターの力により【スクープ!】【炎上!】など誤解を招くようなタイトルになって表示されます。

自分が発した何気ない言葉が、大げさなニュースタイトルになる疑似体験で、フェイクニュースの危険性を身をもって感じさせることでしょう。

「AIイリュージョニスト」は、AIを用いて現実に存在しない画像や動画を生み出し、フェイクニュースを作り出すモンスター。来場者の写真を使って、嘘のニュースがその場で生成される体験が、フェイクニュースの巧妙さを体感させます。

データの数値やグラフを都合よく見せて、印象をコントロールすることでフェイクニュースを作り出す「データバイアスザウルス」の展示では、数値を操作して作られた印象的なグラフに隠されたうそを見抜くクイズに挑戦。実際に怪しいグラフやおかしい部分を探していく体験で、普段触れるニュースでも、データやグラフを冷静に判断する力を養うことができそうです。

会場では、フェイクニュースに対する同社のさまざまな取り組みがボード展示されることに加え、モンスターたちとの記念撮影が楽しめるフォトブースも設置し、SNSなどでの発話や拡散を企図します。

さらに、来場者特典としてフェイクニュースモンスターズの特製ステッカーの配布、モンスターをデザインした公式LINEスタンプの配布キャンペーンなどキャラクター化による強みを生かした施策を行います。

啓発的なテーマでありながら、幅広い世代にフェイクニュースについて考えるきっかけを与えている展示ですが、フェイクニュースをキャラクター化したことで、モンスターとの記念撮影やLINEスタンプ配布での認知拡大などを展開。イベントの効果最大化にキャラクター寄与する取り組みとなっています。

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