気づかれなさすぎて話題となったハロウィンタクシー、今年は全国8都市で運行

エムケイ株式会社を中心とするMKタクシーグループは、2025年10月18日(土)から31日(金)までの14日間限定で、台数限定の「ハロウィンタクシー」を全国8都市で運行します。

2023年に初めて登場した「ハロウィンタクシー」は、ハロウィンらしい“いたずら感”から、「気づく人だけ気づけば良い」というユニークなコンセプトでスタート。当初は行灯側面に小さなかぼちゃシールを貼るのみでしたが、あまりに気づかれず、公式Twitter(現X)で「どうしましょう……企画が気づかれていない……」と投稿したところ、170万インプレッション・1.5万件の「いいね」がつく大反響となりました。この投稿をきっかけにWebメディアで取り上げられ注目を集める施策となりました。

そこで、翌2024年からは、車内装飾を追加するなど改良を重ね、今年は新たに沖縄エリアも加わり、全国8都市で展開します。今回は京都14台、全国で計27台(名古屋2台、札幌2台、滋賀2台、大阪2台、神戸2台、福岡2台、沖縄1台)が運行予定です。新たに加わった沖縄をはじめ、より多くの人びとに楽しんでもらう仕掛けが用意されています。

乗車記念カードがプレゼントされるほか、お子さんにはハロウィンイラスト入り飴のプレゼントも用意。行灯(屋上灯)にはジャックオランタン仕様のかぼちゃシールを貼付し、地域ごとに異なる車内装飾で、ハロウィンの雰囲気を盛り上げます。

ハロウィンタクシーを見かけたら、「#MKハロウィンタクシー」を付けてSNSに投稿することも推奨。ハロウィンらしい“いたずら感”と特別な体験をお届けする「ハロウィンタクシー」を一緒に楽しんでもらうことを呼びかけています。

もともとオレンジ色のハート型をしていたMKタクシーの行燈に、ジャックオランタン仕様のかぼちゃシールをそっと貼ってみた企画が発端のこちらの取り組み。あまりのさりげなさに、気づかれないことを逆手にとってSNSに投稿したことから拡散に火がつきました。年を重ねるごとに仕掛けも少しずつバージョンアップ。恒例行事として認知もされ、ハロウィンシーズンにMKタクシーを利用する楽しみのひとつになっています。

限定台数なので、運良く遭遇できるかどうかはタイミング次第ですが、巡り合った時の多幸感は増幅されます。また、SNSでの遭遇投稿なども含めると、ハロウィン時期を盛り上げるお祭りのような賑わいとなるマーケティング施策へと昇華されています。

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