アプリと外食がつなげる子育て支援――iiba×モスバーガー「こどモスプロジェクト」
モスバーガーは、従業員であるママやパパの声から生まれた「こどモスプロジェクト」を通じて、子育て世帯が安心して来店できる店舗づくりを進めています。優先席の用意や子どもの自主的な注文を応援する取り組み、不要になった絵本の交換スペースの設置など、地域で暮らす子育て世帯を支えるCSR施策を全国で展開してきました。
今回、新たなステップとして、子育て世帯向けおでかけマップアプリ「iiba」と地域連携し、地域社会に向けた発信を強化しました。
デジタル連携による利便性の向上
この連携では、埼玉県内の対象店舗情報をiibaアプリに掲載し、子育て世帯が身近な生活動線で「こどモスプロジェクト」に触れられるようになりました。従来は店舗を訪れて初めて知ることが多かったサービスを、アプリ上で事前に確認できるようにすることで、来店ハードルを下げ、安心して利用できる環境を提供しています。
インフルエンサーを起用した共感の拡大
iibaのアンバサダーによる店舗体験発信や、Instagramインフルエンサーによる動画投稿を通じて、実際の利用シーンを可視化。子育て世帯に身近な声が届けられることで「CSR施策を知って終わり」ではなく、「日常に自然に取り入れられる体験」へと転換しています。モスバーガーのCSR活動が、オンラインとオフラインの双方で生活者に浸透していく仕組みが構築されています。
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対談記事で伝える企業の姿勢
株式会社iibaが公開するnoteで、モスフードサービス執行役員・笠井洸氏とiiba代表・逢澤奈菜氏の対談記事が公開され、プロジェクト誕生の背景や子育て世帯に寄り添う姿勢が語られました。CSR活動はしばしば「取り組みの紹介」に留まりがちですが、両社は企業の思いを言葉として発信することで、施策への共感や理解を深めています。
こどモスプロジェクトの特徴のひとつは、企業サービスにとどまらず、地域や家庭の日常に浸透していく点にあります。アプリやSNSとの連携はその象徴であり、外食産業のCSRが“利用者の生活インフラ”へと広がっていく実践例といえるでしょう。
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