フォルクスワーゲンが描くハイブリッド車の魅力
日本ではまだ普及率が低いとされている電気自動車(EV)ですが、ヨーロッパ各国ではインフラ整備も整い、日本と比して普及が進んでいるようです。そんな“EV先進地域”であるヨーロッパにおいて、自動車メーカーの広告はガソリン車、ハイブリッド車、EV、どのタイプの車をアピールしたいのかによって、訴求内容やクリエイティブのトンマナは大きく変わる傾向にあります。
そんななか、フォルクスワーゲンが“いいとこ取り”なハイブリッド車の魅力を伝えるために、フランスとドイツでエリア限定CMを公開しました。
“Choose Not to Choose(選ぶことから解放されよう)”というタイトルにも込められているとおり、ガソリン車がいいのかEVがいいのか、双方のメリットとデメリットを比較検討するくらいであればそもそも両方の特徴を兼ね備えたハイブリッド車を買えばいいというのがCMのメッセージ。
とあるお店のショーウィンドウに並ぶ恐竜の着ぐるみと宇宙飛行士の着ぐるみ、どっちが欲しいかで悩んでいる少年の願いを叶えるために店主が2つ繋ぎ合わせた着ぐるみを作るという、単純ながらもしっかりとメッセージ性が伺える内容になっています。
恐竜をガソリン車の比喩として、宇宙飛行士をEVの比喩として、過去と未来の良さをどちらも兼ね備えるハイブリッド車の魅力をわかりやすく微笑ましい演出で訴求したヨーロッパのブランドらしい上質感と温かみが漂う映像でした。
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