“タフラフ”なマインドで育児をもっと自由に ピジョンの新ブランドTABOTENZU

ベビー関連用品の開発・販売などを行うピジョン株式会社は、2025年9月18日(木)に新ブランド「TABOTENZU(タボテンズ)」を設立。その始動に伴い、公式インスタグラムアカウントを開設しました。同ブランドは、育児をもっと自由に楽しくできる商品の開発や、オフラインイベントの開催などを行うといい、2025年11月以降の本格始動を予定しています。

TABOTENZUのミッションは、“育児をポジティブで自由なものと捉える社会の実現”。育児を取り巻く環境が多様化する中で、育児のあり方も変化している一方、SNSなどの情報から育児の「正解」や「正しさ」を追い求めてしまい、見えないルールに縛られてしまうママ・パパが多くなっていることを指摘。そういった背景から、新ブランドでは、「自分たちらしい育児との向き合い方」を提案します。

育児に正解はないことは分かっているのに、ついつい正解を探してしまう令和の育児に、“自分の思いを貫き、大変なことも乗り越える精神的な「タフ」さ”と、“毎日完璧を目指さなくても「まあいっか」と思える、肩の力を抜いた「ラフ」さ”という、ふたつのマインドを併せ持った「タフラフ」を育児スタンスとして掲げ、新ブランドからは、自分らしい育児を自由に楽しむきっかけを発信していくとのことです。

2025年9月18日(木)から10月31日(金)の期間には、公式インスタグラムにて、子どものちょっとしたいたずらや育児あるあるなど、子育ての「まあ、いっか!」と思ったときの写真やエピソードを募集。SNSの公式アカウントを育児のリアルな日常が共有されるプラットフォームとして機能させることで、ターゲットである子育て世代の共感や生む取り組みとなりそうです。

また、さまざまな家族の生活や価値観に光をあてるマガジン「タフラフ」を制作。子育て世代に手に取ってもらうことを想定し、プレイパークや家族向け施設などで配布する予定です。ある家族の育児スタンスを紹介する記事や、便利なプロダクトの紹介、また「タフラフ」のマインドを反映したレシピなど、育児を楽しむためのコンテンツが満載の内容となっています。

2025年11月以降の新商品発売に先駆けて、SNSを有効に活用することでターゲットからの共感を集め、ブランドの認知拡大と好意形成を促している本施策。長年、育児に向き合ってきた企業が、どのようなかたちで育児のあり方を提案し変化させていくのか、今後の取り組みが楽しみな事例です。

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